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2012
09.07

背景がお花模様だったなら

Category: 善徳女王関連
花模様にスケスケだったんでしょうか…。mukugeさんのところでのすけすけピダム記事を読みましてー、あらまあホント、ヤダわぁすけすけねえ~と思ったものですが、私は窓の格子模様に以前から関心をもっておりましたんで調べてみました。住宅販売のお手伝いをしたことがありまして、建物関係にちょこっと興味がございます。が、なんですけすけになるんかはわからんとです。



韓屋などの韓国伝統家屋に用いられる「窓戸(チャンホ)」と呼ばれる窓や戸は、「窓門(チャンムン)」とも呼ばれ、この場合の門は戸や扉を意味しているんだそうです。
窓戸にはさまざまな形態や格子模様の種類があってそれによって色んな名称で呼ばれているとのことです。
また三国時代に仏教が伝わりその普及により経典を記すものとして作られるようになったと云われる韓紙は、丈夫で防風効果があるため「窓戸紙(チャンホジ)」として桟に貼ることで保温性を保ち陽の光を通す役目を果たしています。

満月亜字桟門

これは「満月亜字桟門」と呼ばれ、官邸のみに使われた様式のようです。ドラマでは54話で陛下の裁断に不満満々で寝室にまで付いてきたピダムが陛下を抱きしめちゃうシーンの背景の窓(王の寝室の窓)がこの種類じゃないかと思われます…。
模様は「亜字」ではなくかなり装飾性のある凝ったものです!

40話のユシンとヨンモの家の窓で、ヨンモの背景の窓(「夏の終わりの贅沢」記事の画像をご覧ください)がこの亜字模様の種類に該当し、少し装飾性のあるものと思います。

53話の司量部令なり立てのピダムとトンマン回想シーンの後ろの家具すけすけになってる窓(mukugeさんのこうもりのサンガラクチ「すけすけピダム」記事をご覧ください…)の桟の種類も亜字に装飾が施されたものじゃないかなと思います。

卍字窓

亀甲桟門

上の画像が「卍字窓模様」、下の画像が「亀甲模様」です。
一般的には桟が縦と横に交差した「格子模様」で、縦の桟を一定の間隔に詰め、横の桟は上・中・下部のそれぞれに3~5本配列したものが「格子窓」と呼ばれるもので、画像がないのですが桟をななめに交差した「交窓」と呼ばれるものは司量部令室のピダムの背景の窓の模様に見られますし、司量部令執務室の建物の外側からピダムとヨムジョンの会話背景(55話)で見られるのが卍字窓模様じゃないかなと思うのですが、どうでしょう。

祈林寺大寂光殿

「祇林寺」の本堂、「大寂光殿」です。
善徳女王12年(643年)に創建された祇林寺は今では仏国寺の末寺ですが、一時は仏国寺を末寺にするほどの大きな寺で新羅時代から続く数少ない寺です。
「祇林寺」は、お釈迦様が在世中に弟子たちと活動した僧院の一つ祇園精舎は悟りを開いたお釈迦様が20年以上留まった所で、それに従い仏者たちの修行も流浪から定着するようになり寺院の数も増えたそうで、その祇園精舎の森を「祇林」というところから名付けられ、三国遺事の説話に出てくる「万波息笛」を手に入れた第31代神文王が帰り道に一休みしたところが祇林寺で、竜が昇天したとされることから東の海を守る護国寺院となったそうです。
祇林寺の本堂、大寂光殿の扉が「花サルムン」(おそらくww)です。

額縁のような扉の枠をつくり、その中に細かい桟を組んで内側に窓戸紙を貼った扉を「サルムン」といい、一般的なものはやはり格子模様だそうですが、寺の扉には花模様の花サルムンが多いのだそうです。

花サルムンの模様拡大図。
花サルムン祈林寺

お寺ではないんですが陛下のお住まいの仁康殿の扉の模様が花サルムンになっているんじゃないかなーと思ってます。
「韓国伝統文化事典」に花サルムンの模様例に祇林寺のものが載ってまして、調べたら祇林寺はトンマンの時代に創建されたお寺だと分かって俄然調べる気が湧いてきちゃいましたね…(笑)

この大寂光殿は現在に至るまで何度も大規模修繕が行われているので、窓戸の形態や桟の模様も三国時代から様々なものが存在していたのかどうかは定かではなく、創建当時からこの花サルムンがあったのかどうかもわからないのですが…、それでも1862年に大火災がありほとんどの建物が焼失してしまったにもかかわらずこの大寂光殿だけは災いを免れてトンマンの時代に造られたお寺として今に至っているので、ここまで複雑で細かくなくても当時から花模様であったならいいですねー。


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