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2015
10.11

滝を見にいく・・・いつか

Category: 善徳女王関連
行楽にいい季節となりましたね。
8月に行った日光では東照宮を目当てに楽しみまして、ニアミスだったブロともさんに、奥日光にも行きたいなんてお話したりしてましたが、日光は他にも滝めぐりなど見どころがあるんですよね。
葛飾北斎の「諸国瀧廻り」のなかに、日光の「霧降の滝」を描いた「上野黒髪山きりふりの瀧」という作品があり、当時の人たちも旅情を誘われたのかもしれない、ドドドって流れ落ちる音が聞こえてきそうな滝を、描かれている旅人と同じように下から眺めてみたいものです。

昨年の今頃の話なうえに余談になりますが、上野の森美術館で開催された、「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」は、この「諸国瀧廻り」のほか、「冨嶽三十六景」の有名な作品をはじめ、ボストン美術館所蔵の作品の数々はとっても見ごたえがありました。
切り抜いて組み立てられる組上図の「しんはんくみあけとふろふゑ 天の岩戸神かぐらの図」は、組み立てられる前のものが残ってるのは珍しいらしく、2倍近くの大きさにしたもので組立られたものが展示されてましたが、自分でも切り取って遊んでみたい興味にそそられました。
また、一つ怪談話を語れば一つろうそくを消していき、百までいくと何か怪奇現象が起こるといった「百物語」というタイトルが付けられた作品の、ユニークかつ哀愁ただようようなおばけさんたちの表情がよかったですね。
このシリーズの作品は数点しか制作されていないらしく、百までに何かしら怪奇現象があったのかしら~なんて想像して気になっちゃいましたよ(笑)今春に公開された、杉浦日向子さん原作の娘の栄のちの応為を主人公としたアニメ「百日紅」の中にあった怪奇現象エピソードのように。

作品展を観終わって美術館の1階にある喫茶室にあった、作品展記念の特別メニューのきんつばセットでほっくりしたのですが、次回の展示予告のちらしなどが並べられてたそこの一角に、「滝を見にいく(沖田修一 監督)」という映画のチラシが置いてあったんですよね。
北斎の「「諸国瀧廻り」にちなんで映画の宣伝のために置いてもらってたんかな~って、ついその作品も観に行っちゃいました(笑)
「幻の滝」を見に行くというオプション付きの温泉ツアーに参加した7人のおばちゃんが、何とも頼りない添乗員のせいというか、おばちゃんたちの勝手自由な行動のせいで山の中を迷い、サバイバルな一夜をおくることになりつつ、「幻の滝」をめざす・・・ていう、女三人よれば姦しいと書きますが、女7人も集まれば、「けたたましい」とでも読むのか・・・、ちょっとした衝突音も発生するわ(笑)の、ほのぼのとしたありえんだろ~wな話の映画でした。

この映画で主人公な役割の通称ジュンジュンという、手芸得意できっと良妻賢母さんなんだろうな~な現在とはちがって、昔々はけっこうなおきゃんだったにちがいないって想像するおばちゃん、サバイバル生活の中で出会ったヘビを手づかみで捕獲し、にっこり笑顔を見せてくれます。砂漠でヘビを捕獲し、市場で高く売れるvとニンマリ子トンマンが頭に浮かぶような・・・w
ちなみに、おばちゃんにつかまったヘビさんはサバイバルの食事になっとりました。

さて、ようやく本題っていうか(笑)、「善徳女王」でも滝の場面がありましたね。

一つは、ムンノを探す中で出会ったトンマンとチョンミョンことチウン尼さまが、如来寺での襲撃現場を目撃したためにポジョンたちに追われ、トンマンが滝に落ちてしまう場面。
ソルチ率いる暴徒村で諦めずにがむしゃらに行動したトンマンに触発され、チョンミョンが自分も何か役立ちたい・・・と行動を起こしてトンマンを救った場面です。
(まあ、トンマンが落ちる場面とかは違うセットですが…)

このロケ地となったのは、「スオク滝(「漱玉瀑布、괴산 수옥폭포)」
善徳忠清北道スオク滝

ミシル陣営に捕らえられたチュクパンとコドがソップムの刃により処刑される寸前のところ、王命により九死に一生を得る場面の場でもありました。
聞慶の隣槐山郡(クェサン)と言う町にある高さ20mの滝で、この滝は、時代劇に出てくる滝はココ!なくらいよく使われるロケ地で有名ですね。
「善徳女王」以外にも、「トンイ」、「朱蒙」、「女人天下」、「ファン・ジ二」、「風の絵師」、「王と私」「階伯」、「王女の男」 「チェオクの剣」、「火の女神ジョンイ」「九家の書」といった作品のロケ地として紹介され、いまでもロケ地めぐりのツアーで訪れる場所に組み込まれているようです。
「朝鮮美女三銃士」という映画のなかでも、ハ・ジウォンさん演じるジノクの幼い頃、馴染みのサヒョクに大きくなったらお嫁さんになる!って可愛い逆プロポーズの回想場面に使われてたかと。

今年、韓国観光公社お勧めの「8月に訪れたい」滝8選 のなかにも選ばれていたようです。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2015072517158

梅雨の時期が終わり、水量が多い時期が見頃ということなんでしょうか。行ってみたいですね。

そしてもう一つが、チョンミョンと双子の姉妹だと知ったトンマンがユシンとともに王宮を脱出したのち、チョンミョンと再会、哀しい別離の場となる「ビドルギナング滝(비둘기낭폭포)」です。
善徳ビドルギナング滝-1


ビドルギナングというロケ地は、ドラマのシーンもあって洞窟のイメージが強いですが、実際は、「善徳女王」でロケ地に使われるまで、韓国の方ですらあまり知られていなかった秘境だったそうで、京畿道抱川の永北面(ヨンブクミョン)大会山里の田んぼの横にある小さい川を沿って5分くらい歩いた所にある滝なのだそうです。
ビドルギは鳩の意味で、寒い冬の間に数多くのハトがここで過ごしたことから付けられた名前なんだとか。

この滝は、一時、ダム建設の影響で沈んでしまう・・・という話があって、mukugeさんの韓国旅行ミッションで、どうなっとんのかい?と韓国の方に聞いてきて~というミッションをお願いしたことがあるのですが(笑)、とっても雰囲気のある秘境で有名になったからでしょうか、そういった話はどうやらなくなった模様です。

「善徳女王」のあとも、「九尾狐外伝」、「チュノ」、「ペク・ドンス」、「帝王の娘スベクヒャン」、「大丈夫、愛だ」 「奇皇后」の最近のドラマや「オオカミ少年」という映画の撮影地として使われたんですね。
「奇皇后」や「スベクヒャン」とかは観たのになあ、気づきませんでした(笑)

現在、ロケ地として有名になったビドルギナング滝は、見晴台が設置されて、直接水を触れられるところまでいけなくなっちゃってるのかな・・・。隣国の訪れた方のブログで残念がってらっしゃったのを読みましたが、美しい景観の場所が損なわれずに残っていてうれしいです。

「善徳女王」の最終回、まだ何者か知らないままマンノ郡の関門をくぐったばかりの子トンマンがいるところにトンマンの魂が彷徨いますが、そこがトンマンのターニングポイントのひとつであれば、自分が何者であるのかを知り、最愛の姉をなくし、覇道を目指す決意をする場となったこの場所も、もう一つのトンマンのターニングポイントかと思います。

トンマンが、人として、女性として幸せに暮らしてほしいというチョンミョンが切に願った遺言は守れないと、形見の櫛をバキッと折り、ポチャンと水の中に一度は捨て去りましたが、最愛の姉の想いはビドルギナングの清らかな水で清め洗い流され、チョンミョンとともにミシルに立ち向かい、覇道を目指すお守りとして生まれ変わったものとして拾い上げられたのかもしれません。
その場所に直接そばまで行くことができなくなっちゃったかも?というのは残念ですが、ここにもトンマンの魂がもしかしたら訪れたかもしれないな・・・と思うと、幻の滝とならなかったこの滝をいつか訪れることができたらいいなと思いますv

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