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2014
01.16

笑うときは誰かと一緒だ

Category: シネドラBOOK
mukugeさんの情報で、Gyaoで「善徳女王」が毎週土曜日4話づつ更新で、再登場を知りました。
KNTV版をまた見られるとなると嬉しいですv・・・が、週4話ってきついなあ。
昨年はじめてKNTV版を観ることができたから、今回はやまとこかな・・・になんないんですよね~。
ヨウォンさんの過去作品にも手を出そうかな…と思ってるところに揺らぐ私。Gyaoさん、再登場は嬉しいけど、ヨウォンさんの他の作品を私から遠のかせる気ですか・・・(人のせいにしてます)

今年もヨウォンさんや「善徳女王」のお話がメインになると思いますが、少しずつ全く関係のないお話もしていけたらええかなと。
今回その第一弾、昨年視聴したWO/WO/Wドラマ、「パンとスープとネコ日和」のドラマプチ感想です。
年初に関連映画と共に再放送があったので観なおして書いてみました・・・。

美味しいそ~なご飯がでてきたり、北欧テイストのインテリアてのがけっこう好きなんです。
契約してるWO/WO/Wで、こういうドラマもたまには観るってことで。







群ようこさんの小説を4話構成のミニドラマ化した作品。
順調にキャリアを積んできたはずの雑誌編集者から、経理部署への納得のいかない異動を命じられてしまった主人公アキコさんが、仕事を思い切って辞め、突然死んでしまったお母さんが長年やっていた料理屋さんから、お店を引き継ぐのなら自分がやりたいと思った「パンとスープ」のお店として新装開店させ、アルバイトとして雇ったしまちゃん、料理屋の常連だった花屋のヤマダさん(光石研)、駄菓子屋さんのスダさん(塩見三省)の商店街の人、お向かいで喫茶店はっぴーをやってるママ、編集者時代にお世話になった料理家の山口先生、お店にくるお客さんたちとの交流、そしてふらりと家の前に現れた迷いネコのたろとの生活の日々が、淡々とした風合いで、温かく描かれます。

主人公アキコさん演じるのは小林聡美さん。
1階が料理屋の頃は純和風の店構えで、自分の店にとリニューアルした後の雰囲気はガラス張りでウッディ調、小物などもシンプルながら質感のいい品があるものに。2階の居住空間にも、テーブルやソファ、キャビネなど北欧風味なインテリアはこじんまりとしたスペースにいい感じで収まってます。
アキコさんのお店のメニューは、3種類のパンから好きなパンを選べる、日替わりのボリュームたっぷりのサンドイッチとオーガニックな手作りスープ。健康に体にいいものを提供したいというこだわりのサンドイッチとスープは、エキストラさんになりたいわ~な感じでどれもおいしそうで…。
卵焼きサンドが出てきて、完成のそれもいいのですが、フライパンに卵を流し入れたジュワ~な音、菜箸で卵とバターをなじませかき混ぜる動きからそそられますv
パンにはさむパプリカの色のイイこと!パンにはさまれていく具材の動きにも、つい目がいっちゃいますねえ。
フードコーディネーターは飯島奈美さんです。
アルバイトのしまちゃんや商店街の人たち、店に訪れるお客さんたちと交わされる会話、ネコのたろとの接し方などは、変わらない小林さんワールドで淡々と紡がれるような空気感。でてくる食材がパンてことで、パンメーカーの超☆のストーリ―仕立てのCMに使えそう…。

喫茶店ハッピーのママは、レレレのママみたいに店の前に立って「おでかけですか?」なセリフのかわりに、ストレートに商売の先輩としての時に耳の痛い小言をいったり、なにかとアキコさんの様子を観察してはそれとなく手助けをしてくれる、表情はほとんどないようなんだけど、そこにはたくさんの表現があるような独特な存在感のもたいまさこさん。
このママのおめがねにかなった(?)、選ばれたカップが飾ってある喫茶店もイイ。珈琲がおいしそう・・・。
アキコさんとしまちゃんとのフレンドリーな関係もいいけど、このママとアルバイトのユキちゃん(美波)との微妙な緊張感のある関係もなかなか味があります。

アルバイトのしまちゃんの伽奈さんは、顔がめっちゃちっこくひょろっと背が高いユニセックスな雰囲気で、双子の弟がいるって、揃っているところを見てみたいような。
ハッピーのアルバイトのユキちゃんとのファッションの違いが目に楽しかったりします。素朴さがにじみ出てる。
バッティングセンターで、アキコさんと一緒に食べる、頭にいい成分が入ってるらしいコッペパンにしかみえない頭脳パンの味ってどんなだろう・・・。

アキコさんの腹違いの弟かもしれない寺の住職には加瀬亮さんで、この人、キレッキレか普通の市井の人というあまりにも両極端な役柄でしかみたことない、ふり幅デカいというか、中間てもんはないんか・・・なあ。
住職の方はアキコさんと姉弟な関係かもなんて知らないわけなんで、寺の庭を眺めながら、物事の感じ方が似通ってますねえと共感しあっちゃったりすると、なんか予想もしない感情に発展しないか?なんだけど、そんな煩悩は働かない感じ。お父さんは外に愛人をつくっちゃったかもしれない自由なお坊さんだったかもしれないのにー。
あ、住職になる前には不良だったなんて設定があったりするけど、そっから不良の匂いは感じられないほど住職の姿が妙にぴったり。

料理家役の岸恵子さん。アキコさんが自分の店を持つことに背中を押し、最終回にお店に来てサンドイッチを品のあるかぶりつき、凛とした風を残していくような感じです。どうしたらあんなふうに上品に年をとれるんかしらー。

アルバイトのしまちゃん自身のこと、しまちゃんの家族の話を聞いたり、スダさんとご飯を食べに行き、昔なじみの人なのにお酒を飲む自分の姿に驚かれたり、和食屋時代の母親と常連さんたちとのやり取りの話で、知らなかった、分かろうとしていなかった母親の姿を知り、どこか偏見があったり堅苦しい考えだった自分の姿を発見する・・・、何気ないコミュニケーションのなかで、人の表面だけでなく内面まで丁寧に読み取ろうとする人たちの、聞いてるこちらもほんわりとほぐされていく感じの交流は、くすっとしたりしみじみやほのぼのとした笑みがこぼれていて、とても心にやさしいです、ネコのたろの鳴き声も。
そんなやさしいところもあれば、優しくない部分も。アキコさんのお店は人を選ぶお店でもあり、定食を食べ、新聞をおっぴろげて食後の煙草をふかしながら読むような、和食屋時代の馴染みらしいおっちゃんなお客さんは敬遠し、速攻退散するところなんかも描かれてます。
お店にくるお客さんは圧倒的に女性客が多く男性客は人の好さそ~なスダさんとヤマダさん、最終回には住職さんが来るくらい。

立ち位置が変わり、自分のやり方を見いだしていく途中の悩みや迷い、二人きりで生きてきた母親との突然の別れ、理不尽な人事異動、母親と入れ替わりのようにふらりと家の前に現れた迷いネコのたろとのネコ日和な日々から突然のたろの失踪(ドラマは死なない)といった、悲しい別れに取り乱したり悔し涙があってもいいような部分は、あくまで淡々としています。主人公のアキコさんより料理屋時代の常連客のスダさんのほうが感傷的な絵図が面白いところでもあるような。

ヤマダさんが美味しそうな肉をもらい、アキコさんの家でスダさんとハッピーのママと4人で食卓を囲むってのがあって、スダさんのセンチなセリフで笑い合うシーンが好きですねえ。、もー、カメラターンして!って思っちゃうくらい、もたいさんの顔が見たくなるくらいにスダさんのセリフにママが思い切り笑うんですよw。小林さんの素じゃないかなってな、もたいさんへのリアクションをみると、背中だけってのが惜しすぎるー。
こんなことはアキコさんが店を始めなきゃありえなかったわけで、距離感がとてもいい感じに縮まってくなかでの笑い声が楽しいです。
また、人と人との直接のやりとりが主流だけど、アキコさんと山口先生との二人がとてもいい関係なんだなあ・・・て心地よく伝わってくる往復書簡の率直なやりとりが、このドラマのアクセントになっていて素敵です。

おばあちゃん、お母さん、娘の3世代で来店し、もくもくと食べ一言もしゃべらないおばあちゃん。常連となったお客さん(市川実和子)の、出産後初めて見せに来てくれた赤ちゃんと目があった途端、赤ちゃんに負けないくらいかわいいー笑顔がでます。そんなお客さんの姿もある、その日のパンやスープが売切れたらおしまいな、パンとスープで1200円のお店。食後のコーヒーを飲みにハッピーにも立ち寄ったら、ランチに2000円くらいは1回に使っちゃうはず。財布にはちょいと痛いーかな(笑)
でも、居心地の良さそうな木のぬくもりのあるお店やその周囲での人とのつながりの中、自分を自由にしていく主人公の姿は爽快で、訪れてみたくなります。

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